社内インタビュー

株式会社アクティス システム開発部 技術課長 下川原剛

システム開発部 技術課長 下川原剛

システム開発部の担当分野についてお聞かせください。

交換機の開発にパートナーとして参加しています。

システム開発部 技術課長 下川原剛

通信キャリア様向けの通信設備、具体的には携帯電話の交換機の開発に携わっています。ひとことで交換機と言っても実際にはいくつかの種類の装置から構成されていて、しかも異なるメーカーが製造したものが混在する中で、全てが連携して初めて電話がつながるという壮大なシステムです。メーカー関係者も、装置の機能要件を決めるチーム、通信キャリア様と折衝するチーム、国際標準化を進めるチームと多岐にわたります。開発だけでなく導入・運用も含めると非常に大規模な人員が関わることになります。

我々はメーカー様のいくつかの開発プロジェクトにパートナーとして参加している立場になります。私自身も入社以来16年ずっと開発で、対象製品は様々変わりましたが一貫して交換機を担当してまいりました。今現在は、開発現場に入るエンジニアのチームマネジメントをしています。

交換機の開発にあたって心がけていることは何でしょうか。

社会インフラを担う責任感と誇りをもって仕事にあたります。

システム開発部 技術課長 下川原剛

通信は社会インフラですから、派手さはありませんが品質に対する要求はシビアです。例えば何らかの障害で電話ができない状態が3時間続けば通信キャリアは総務省に報告をする義務を課せられています。同時に不通だった3時間分の利用料をユーザーに請求することができなくなるので通信キャリア様の経営にもインパクトがあります。そういったシビアな要求があるなかで、ここ数年、海外メーカーが入ってきた影響で開発のスリム化が進んできています。品質一辺倒ではなく開発スピードや効率アップも求められるようになりました。

そうは言っても、ソフトウェアだから後から直せばいい、という訳には行きません。物理的には可能でも、問題のある製品を世の中へ出してしまうこと自体が致命的という感覚です。このように国レベルの規模でかつ極めて高品質が求められるシステムの開発に携わる我々としては「下手なことはできない」という緊迫感を常に感じつつ、責任を担うことへの誇りも持って1つ1つの仕事にあたっています。

お客さんからはどのように評価されていると思いますか。

やるべきことをやり切る、がモットーです。

システム開発部 技術課長 下川原剛

全般的には信頼していただいているように感じますが、個々のプロジェクト単位で考えると良い時も悪い時もあります。アクティスとして関わっているプロジェクトは常時10~20程度ありまして、規模も大小様々です。

スケジュール通りに問題なく完了して優良プロジェクトと評価されるものもあれば、お客様の期待に応えきれずお叱りを受ける場合もあります。ただし結果として問題が出ている場合でも、解決に向けてやるべきことは全てやりきるということを徹底していますので、その取り組み姿勢を評価していただいている面もあるかと思います。

品質を高めるために取り組んでいることは何でしょうか。

基本の徹底が品質担保のカギになります。

システム開発部 技術課長 下川原剛

チーム全体として開発の手順を徹底すること、そして現場の雰囲気づくりを大事にしています。効率的に品質を確保する開発手法は過去のプロジェクトから得た知見をもとに当社の中で確立されています。特別なことをしなくても、ルール化された手順を徹底すれば一定の品質を保つことができます。

どのプロジェクトもチームで作業にあたりますが、もし一部のメンバーが手順を省略したり、誤った手順を踏んだりした場合は問題発生につながります。これを回避するためにリーダーがチェックして回ることもできますが、それでは量的な限界がありますし、たとえ担当者が変わっても品質をキープできることが会社としてのアクティスの価値になります。そのため、個々のメンバーが手順を遵守するように意識付け、動機付けをすることに力を注いでいます。

作業効率を3割アップするチームマネジメント。

もうひとつの雰囲気づくりもチームのパフォーマンスに大きく影響します。半分精神論になってしまいますが、気の持ちようで作業効率が2~3割は違ってきます。スケジュールがタイトだったり問題が山積していたりすると、どうしても気持ちが落ち込んで本来100%できるところが、70~80%くらいしか進みません。

そのため特にリーダークラスには「和を大事に」「タイトな状況でも楽しんで仕事をしよう」「笑いのあるチームにしよう」と指導しています。理想的なのはチームが和気あいあい、全員笑いながら仕事をしていることですね。チームの雰囲気が良く皆が明るい気持ちだと手を抜かなくなります。受けた仕事をやり切ろうとする姿勢はお客様からの信頼にもつながっていると思います。

今後に向けてチャレンジしたいことはありますか。

技術力の幅広さを活かした製品/サービスを創出したい。

システム開発部 技術課長 下川原剛

会社の技術力を活かせる分野としては組み込み系に取り組んでいます。具体的に進み始めたのは車載機器ですが、それ以外の製品も模索しているところです。個人的な展望としては個人ユーザーに直接提供する製品やサービスを創出したいと考えています。ICT業界の潮流として新しい技術が単独で製品になるというよりは、既存技術の組合せで価値を生むサービスが特にクラウドでは多数提供されています。

アクティスでは部門ごとに様々な方面で得意分野が異なっていますので、全社的に1つのプロダクトを生み出せるくらいの幅広さを持っていると思います。部門横断で何か新しい自社製品を開発するところに参加したいですね。

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